最終更新日 2025年7月24日 by anagra

建設会社とは

注文住宅を建設する上で欠かせないのが建設会社です。
一般的には工務店やハウスメーカーなどと呼ばれている会社の事を建設会社と呼んでいるわけですが、会社選びをする時には住宅展示場に出掛ける人は多くても、住宅展示場でモデルハウスを見て家を買う人はそれほど多くはありません。

住宅展示場はモデルハウス見学を行うと同時に、家を建設して貰う会社を選ぶ場所などのイメージを持つ人も多いと言えましょう。
実際、この方法で会社を選べば、好みのデザインや色、設備を導入した家づくりが出来る、モデルハウスは建築会社が施工を行っているものとなるので、実在するものを目にして会社選びを行う時には最適な方法と言えるわけです。

展示会場のモデルハウスを見学しても、別の会社に施工を依頼する人の多くは住宅展示場を家づくりのためのイメージを作る目的で訪れているのが特徴です。

大手の会社が作ったモデルハウスを見学する、家の中はどのような作りになっているのか、設備はどのようなものを使っているのか、カタログや写真で見るよりも実物を見た方がイメージを作りやすくしてくれますし、モデルハウスにはアイディアがたくさん詰まっているため、このようなやり方をすれば生活に便利などの発見も出来るメリットがあるわけです。

勿論、モデルハウスを見学して気に入った会社を見つけて施工をお願いする人も多いのですが、最初からモデルハウス見学の目的はあくまでの家づくりのためのイメージを膨らませるためなどのケースも多いのです。
実際に家の建設をお願いする会社は、インターネットを利用して見つける、土地を購入する時に担当してくれた不動産会社のスタッフの紹介で工務店に依頼するなどのケースが多くあります。

工務店だけなく解体専門業者との繋がりもある

不動産会社の多くは、工務店などとの連携を図り営業を行っているケースが多いのです。
また、工務店だけなく解体専門業者との繋がりもあるので、古屋付きの土地を購入した場合でも、工務店やハウスメーカーに丸投げするのではなく、解体専門業者に家の取り壊しをお願い出来る、家の設計は工務店が行う事もあれば、設計士を紹介して貰って、施工は別の工務店にお願いする事も出来るようになっています。

不動産会社と言うと、土地や一戸建て、マンションなどの仲介を行う会社などのイメージを持つ人も多いかと思われますが、中古物件を購入した後のリフォームを依頼出来るリフォーム会社との繋がりを持っていたり、解体業者や工務店などとの繋がりがあるので、不動産会社からの紹介を受けられるようになっています。

また、分離発注は費用コストが割高になりやすいと言われていますが、大手の会社などの場合は、下請け業者に発注を行うケースも多く、この場合は手数料などのマージンが別途発生するので、コスト的には解体専門業者などに発注を行った方が全体のコストが下がるケースが多いのです。

解体業者の中にも、下請けの会社に発注を行い、マージンを取る所もありますが、小さな解体専門業者などの場合は直受けと言った形になるため、自社で完結出来るようになっているなどからも、解体に掛かるコストも安く済むメリットを持ちます。

仮に、住宅展示場のモデルハウスを建設している大手の会社に依頼をした場合、解体工事は別会社への発注が行われる事になるので、マージンが発生する可能性も高くなります。
すべてを1社で完結させたい場合には有利ではありますが、費用を抑えるのであれば下請けを利用せずに自社で完結してくれる会社を選ぶ事がコストを抑えた家づくりに繋がって来ます。

注文住宅は住宅展示場のモデルハウス見学が必要

不動産会社などに工務店や設計士の紹介をして貰った場合、完全な注文住宅での家づくりが出来るようになります。
しかし、注文住宅の家づくりは真っ白な状態から間取りを書き上げる、家全体のデザインを作り出すなどになるのが特徴です。
どのような家にするのか、間取りはどうするのかは設計士が考えるものではなく、あくまでも施工主である自分達が考えて、設計士に伝える必要があります。

イメージを描いているものを設計士に伝える事が注文住宅には必要となるわけですが、イメージがあやふやなものであったり、ぼんやりしているものでは設計士に伝えても意図が伝える事は難しくなります。
そこで住宅展示場のモデルハウス見学が必要になるわけです。

見学する時にすでに工務店が決まっている、建設会社を決めている場合でもモデルハウスの見学は自由に行う事が出来ますし、モデルハウスで使用されている設備が気に入った時などは、製品の品番や色番号などの情報も問い合わせれば教えて貰う事が可能です。

ちなみに、色を選ぶ時には小さなカラーサンプルを使って好みの色を選ぶ事になりますが、サンプルはサイズが小さいなどからも目の錯覚により実物よりも派手に見えてしまう、もしくは地味に見えてしまうのです。

派手に見えたので、色を抑えてしまうと実物を見た時には派手さはなく、むしろ地味な色合いになってしまうなどの失敗もあります。
その点、実物を目にする事は目の錯覚を防止する効果もあるのです。