最終更新日 2025年7月24日 by anagra
生活の中の無駄な電気を使っていないか確認しよう
できるだけ家計の出費を抑えたいと考えたとき、多くの人が真っ先に取り組むのは光熱費の削減ではないでしょうか。
誰もいない部屋の電気がつけっぱなしになっていたり、とりあえず家に帰ってきたら、見るわけではないけれどテレビの電源を入れておくという人は意外と多いものです。
子どもの頃からこうした習慣が家庭にあると、それがいつしか当たり前のこととなってしまいますので、無駄に電気を使っていることに気づかないのが厄介なところです。
光熱費を抑えるには、生活の中で無駄な電気を使っていないかを確認するところから始まります。エスコシステムズより
さらには、家族全員で取り組むことも不可欠です。
これまでつけておくのが当たり前だった電気やテレビを、家族の誰かがこまめに消した場合、同じ意識で節約に取り組まない人にとってはいちいち部屋に入るたびに電気をつけなくてはなりませんし、ふとした拍子にテレビから情報を仕入れるチャンスがなくなることになります。
家族全員の考えが一致しないことによって、節約したい人からすると消したはずの部屋の電気がまたついているということになりますし、見てもいないテレビのスイッチをまた入れっぱなしにしているということになるでしょう。
光熱費は目に見えにくい費用のために家族全員でこうすると決めないと、ストレスがたまりやすい節約方法になりがちな点は注意が必要です。
省エネ家電の買い替えで電気の節約
こまごまとした電気にこだわって家族間がぎくしゃくするのを避けるには、大きな節電効果を採り入れて電気の使用料金を抑える方法がいいかもしれません。
家庭で消費する電力の大半は照明器具が占めており、次いでエアコンや冷蔵庫、洗濯機といった白物家電が続きます。
誰もいない部屋の電気は消すという習慣は、家族全員がぜひとも身につけたいところですが、家族がけんかするくらいなら消費電力が少ないLED照明に切り替えるという方法で解決しましょう。
冷蔵庫は特に電気代がかさむ家電で、10年前と現在では大幅な電力利用料の抑制が実現されることがよくあります。
10年以上にわたって使ってきた冷蔵庫を買い替えたところ、毎月8000円近くもの光熱費が浮くというケースは少なくなく、これまで支払っていた電気代との差額で冷蔵庫の購入費用が出せてしまったということが珍しくありません。
エアコンにもこうした状況が当てはまり、省エネ効果の高いエアコンほど消費電力も少なくなっているとあって見直したい家電です。
最低でも10年以上は使っているエアコンを買い替えることで、電気料金の抑制がかなりの金額で可能となるでしょう。
家電の買い替えで最新の省エネモードを備えたものになり、大幅に電気料金を節約することに成功した後は、やはり使い方の見直しを徹底する必要があります。
LED照明に替えたことで使用する電力量を抑えられたとしても、誰もいない部屋の電気のつけっぱなしがもったいないことであり、電気の無駄遣いであることには変わりないからです。
契約先を変える節約方法もある
最新家電になればなるほど、もったいない使い方を改めることで無駄な電気の消費を抑制する効果が高くなると知っておくことが重要となります。
テレビの電源はリモコンではなく主電源で切るとか、温水洗浄便座はふたがあいていることによって常に便座を温めようと電気を消費するなどの知識を得て、こまめにふたをしめる習慣をつけるといった具合です。
こうしたこまごましたことを家族全員で習慣づけるには一定の時間と忍耐が必要で、つけっぱなしにあけっぱなしであっても気づいた人が消したりしめたりすることによって、いつしか閉まっているからあける、あけたら閉めるという行為ができるようになります。
光熱費は家電の買い替えで一時的にどんと減りますが、その後はどう使うかで再び上昇するか、より節約効果を高めて維持できるかが分かれるかも注意すべきポイントです。
これまでは地域に電気を供給する電力会社としか電気の供給契約を結ぶしかなかったところへ、新たな選択肢を生みだしたのが電力自由化も、検討材料の一つとなりました。
電気代そのものが直接安くなるわけではないものの、携帯電話やインターネットプロバイダと紐づけることによって、通信費という項目での節約ができれば間接的に光熱費削減に成功したことになります。
いつも利用しているスーパーの電力供給先と契約した場合には、利用金額に応じてスーパーが独自に導入するポイント還元サービスが受けられるといった具合になりますので、何かを通して抑制するという選択肢もオススメです。