最終更新日 2025年7月24日 by anagra
オール電化住宅には、さまざまなメリットがあることをご存知の方も、実際に少なくないのではないでしょうか。
特に最近のように、マイホームを建てようと考えた時点から太陽光発電システムを取り入れた住宅にすれば、光熱費がゼロ、またはほとんどゼロなどに近い状態になりますから、家計にもとても優しいものになるといえるでしょう。
確かに、その分の初期費用はある程度必要になりますが、それを何年で取り戻せるかの試算を徹底的におこなって、当初の計画をしっかりと立てれば、のちに問題になることはないことでしょう。
また、太陽光発電システムを取り入れない場合であっても、電気温水器や蓄熱式暖房機などを使うことによって、安い深夜電力がたっぷりと使えるので、同じように経済的であることが考えられます。
さて、オール電化住宅には、そのほかにもたくさんの良いところが満載だといえるのではないでしょうか。
たとえば、ガスコンロで調理をしたり、灯油や薪などのストーブを使わないので、火災が発生する危険性がとても低い確率であると考えることができるのです。
もちろん、蓄熱式暖房機は清掃がほとんど必要ではありませんし、機械の故障といったメンテナンス部分もあまり必要ではありません。
また、調理で使用するIHクッキングヒーターは、天板がまっすぐでさっと拭けるので、器具の清掃が簡単です。
そのうえ、電気そのものは部屋の中の空気を汚すことがありませんので、小さな子供やお年寄りも含めて、いつもクリーンな居住空間で快適な生活が送れることもあげられます。
このように電気を使った住まいは、もっとも安心で安全な文化的生活が保証されているといっても過言ではありません。
オール電化住宅のデメリット
つまり、オール電化住宅にすることによって、多くのメリットがあげられるということです。
一方で、デメリットはどうかというと、深夜電力を使うプランは日中の電気料金が一般よりも少し高くなったり、ガスコンロに慣れていた方がIHクッキングヒーターに慣れるまで時間が掛かるということはあります。
けれども、IHクッキングヒーターに関しては、肉などは低温でじっくりと焼いたほうが柔らかく焼けるとか、時間の設定ができるので煮込み料理での使い勝手が良いなどの利点もあるのです。
メリットの対極には、必ずデメリットがあるといっても大袈裟ではありませんが、このように比較検討すれば、オール電化住宅の良さは自ずと分かるのではないでしょうか。