最終更新日 2025年7月24日 by anagra
1.東日本大震災時
基本的にコンクリートの低層建物も揺れます。
当時高さが1.6m程度の大型鏡を玄関壁に立て掛けていましたが、地震によって鏡が倒れました。
幸いに破損は無かったので大事には至りませんでした。
また、水槽で魚を飼育していましたが、水槽の水が揺れによって溢れ漏れました。
水槽に並々と水を入れておいたので、横揺れで溢れたという感じです。
幸い下階に対して漏水事故にはなりませんでしたが、大きな地震にはそのようなことがあります。
また、揺れによってアルミサッシの立て付けが悪くなり、施錠することができなくなり、大家さんに頼み修理調整していただきました。
他にも外壁に多少目立つヒビが発生しましたので、後に外壁と防水改修をしていただきました。
少々古いので耐震的に弱さがあるのでしょうか。
2.厳寒期
建物が古いのと日当たりが悪いのとで、断熱性能が弱く、あらゆる窓ガラスにおびただしい結露が発生しました。
毎朝、カーテンを開放すると、T字型で水がとれる結露取り器で悪戦苦闘です。
結露取り器では、窓枠など取り切れませんので、今度はタオルで拭き方をします。
バルコニー側は、2室でしたから窓ガラスが2箇所あり、雑巾を2回程度絞りました。
廊下側は1室でしたから、窓ガラスは1箇所で1回絞ります。
また、窓ガラス下に腰壁がありましたが、壁クロスにカビが発生し、酷い箇所は下地の石膏ボードが結露でグズグズになった場所もありました。
当時アトピー気味の赤ちゃんがおりましたので、室内環境には意識過剰気味な感じがありましたので、よく記憶に残っています。
マイナス的な事ばかり記入していますが、これらは設計工事仕様や建設年度、建設目的により大きく異なると思われますから、気にしていたらキリがありません。
選択する条件の一つとして、気にかける程度で構わないと思います。
3.隣戸の生活音
3階建ての3階でしたから、上階の生活音は無いですが、角部屋でなく挟まれた住戸でしたから、隣戸の生活音や声が聞こえたりしました。
ただし詳細に話の内容までは判別できませんが。これも壁の厚さや遮音性能の程度に大きく左右されます。
上階に住戸があれば、歩く音や物が落ちる音なども聞こえると思います。
和室で子どもと二人でサッカーごっこをしたら、下階の住民さんからクレームが発生しましたので、それ以後は気にかけて生活しましたが、やはり建物の作りに大きく影響します。
遮音性能の高い床の仕上げや下地であれば、もう少し緩和できるでしょう。